認知症とは
いったんできあがった知能が、脳や身体のさまざまな原因によって、一過性や一時的でなく持続的に低下し、日常生活や対人関係に支障をきたす状態をいいます。
※認知症は1つの病気の名前ではなく、一定の状態を指すものです。
認知症の種類
・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・脳血管型認知症
・前頭側頭型認知症
このうち約60%はアルツハイマー型認知症が原因で、約20%は脳血管型認知症によるものとされています。
認知症の症状
認知症の症状は、記憶障害を中心とした中核症状と、そこに本人の性格や環境の変化などが加わって起こる周辺症状があります。
中核症状とは
脳の神経細胞の破壊によって起こる症状
・記憶の障害
・見当識の障害
・実行(遂行)の障害など
周辺症状とは
中核症状以外にも“周辺”として起こる症状で、精神症状や行動の障害が現れます。
認知症の予防
認知症の原因の約6割を占めるアルツハイマー型認知症の発症には、生活を取り巻く環境の影響が大きく関わっています。
下の表で予防方法の具体例をまとめてみました。
| 食生活 | 野菜・果物・魚・赤ワインをよく食べる |
| 運動習慣 | 週3回程度の有酸素運動をする |
| 対人交流 | よく他者との付き合いをしている |
| 睡眠週間 | 1日30分以内の昼寝と起床後2時間以内に太陽の光を浴びる |
運動の重要性
認知症高齢者の場合、人とのコミュニケーションが少なく、刺激が乏しい生活になりやすいため、ものを考えたり判断する精神機能が衰え、活動意欲が低下し、認知症状の増悪をまねく可能性があります。 運動療法を行うことで、血流が良くなり、視覚・皮膚などの感覚機能からの情報量が増し、脳の活動性が高まるため、精神活動を向上させる意味でもリハビリの有用性が高いといえます。 認知症高齢者が行うことが可能な運動となると、歩行、体操などの簡単な運動となってしまいがちですが、会話や興味のある活動を用いることで運動を継続することが大切です。